健康サポートコラム

トランス脂肪酸の表示するべき!?

マーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」。心臓疾患のリスク要因とされているのは知っておられる方も多いはず。

これを踏まえ、消費者庁がその情報開示ガイドラインづくりに乗り出すという・・・。が!基本栄養成分の表示さえ義務化になっていないにもかかわらず、「トランス脂肪酸」の表示が優先されるのはおかしいのでは?という声が上がっているという・・・。

欧米では、「1日の総エネルギー摂取量に占めるトランス脂肪酸の比率を1%未満に」とされています。しかし、コレ、実はけっこうワールドワイドな目安で、日本人の規格にはあまり当てはまらないのです。日本人の1日「トランス脂肪酸」平均摂取量は推定0.7gで、総エネルギーに占める比率が0.3%、というのが食品安全委員会の調査報告。かたや、アメリカでは1日平均摂取量が5.8gで、同比率2.65%と、注意目安の1%未満をはるかに超えています。

このことから考えても、日本では海外ほどの注意勧告は必要ないのでは?と思いますよね・・・。実際、消費者団体や専門家から疑問の声が出ているようですが、それもいたしかたないのかもしれませんね。

また、日本では「トランス脂肪酸」の摂取が心臓疾患の死亡を増やしている、というデータも一切ないとのことなので、なおさらです。

その他、「トランス脂肪酸」だけを悪者扱いし、注意勧告すると『これさえ控えれば大丈夫』というミスリードをしかねない・・・という専門家の意見もあります。

確かに、摂りすぎはよくないですし、心臓疾患のリスク要因になるとなれば気をつけなければならないですが、栄養成分表示も飛び越えて、「トランス脂肪酸」の表示を義務化するというのはちょっと違うような気もしますよね。

国が打ち出した注意勧告だけを重視するのではなく、個々一人一人が食事、健康について考え、正しい知識を持った上で実践しなければいけませんね。

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