健康サポートコラム

脂肪肝からくる肝炎はアルコールが原因!?

脂肪肝・・・。よく聞く言葉ですが、この脂肪肝と言われる状態の方が日本にはどれくらいいるのでしょうか?実は現在、約2,000万人もの人が脂肪肝であると言われています。

では、この脂肪肝。どのような原因でなってしまうのでしょうか?大半はアルコールが原因と考えられてきましたが、お酒を飲まないのに同じような状態になる人が最近では多くみられるようになってきました。これを『非アルコール性脂肪肝』といいます。

では、この脂肪肝がなぜ問題視されるかというと、肝炎につながるからです。非アルコール性脂肪肝から引き起こされた肝炎を『NASH[nonalcoholic steatohepatitis](非アルコール性脂肪肝炎)』といいます。ここ最近にできた新しい概念の疾患です。

今日、脂肪肝の症状を持っている約2,000万人のうち、非アルコール性脂肪肝が50%の1,000万人で、そのうちの約8~10%の約80~100万人が『NASH』であると推測されています。

肝炎はやがて肝硬変に移行し、さらに肝ガンへと進んでしまうので、お酒を飲まない人でも「私は大丈夫」と言って安心していてはいけません。

では、『NASH』はどのような原因で発症、進行するのか?活性酸素やサイトカインが原因などといった複数の説があるのですが、詳細な原因はまだ解明されていません。

ですが、『NASH』の前段階である非アルコール性脂肪肝患者には、内臓脂肪型肥満、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームを合併している人が多いことが明らかになっています。

『NASH』を防ぐには、定期検診をちゃんと受診し、肝臓の状態をチェックすることが大切です。

また、脂肪肝も高血圧や糖尿病、などと同じ生活習慣病のひとつですから、生活習慣の改善も『NASH』を予防する意味では非常に重要なことと言えます。

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